調理師 過去問 関西版 平成27年 食品衛生学 問31~35

【問31】厚生労働省の全国食中毒統計における平成 24年の食中毒発生件数のうち、上位2つの病因物質について、正しいものを一つ選べ。

  1. 黄色ブドウ球菌、サルモネラ属菌
  2. ノロウイルス、カンピロバクター・ジェジュニ/コリ
  3. ウェルシュ菌、腸炎ビブリオ
  4. 腸管出血性大腸菌、ボツリヌス菌

解答 :2

【問32】カンピロバクター食中毒に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。

  1. 菌数が少量でも発症する。
  2. 主な症状は、下痢、腹痛、発熱である。
  3. 他の細菌性食中毒と比較して、潜伏せんぷく期間が最も短い。
  4. 鶏の刺身、焼き鳥や牛内臓の加熱不足による感染が多い。

解答 :3

【問33】食品の異物混入防止に心がける方法について、誤っているものを一つ選べ。

  1. 調理又は製造室では、帽子などで頭を覆う。
  2. 調理場又は製造室では、よく清掃し、定期消毒をする。
  3. 健康保菌者からの感染を防ぐため、調理場又は製造室の窓は開放する。
  4. 調理又は製造終了後は、使用した調理台や器具などを洗浄するなど清潔にする。

解答 :3

【問34】次の文章の( )に入る語句の組合せについて、正しいものを一つ選べ。

食品異物について、食品衛生法第6条第4号では「不潔、異物の(A)または(B)その他の事由により人の健康をそこなうおそれがあるもの」は販売、製造、調理・加工等をしてはならないと定めている。

(A) (B)

  1. 混入 ― 汚染
  2. 汚染 ― 付着
  3. 付着 ― 添加
  4. 混入 ― 添加

解答 :4

【問35】異物とその分類の組合せについて、正しいものを一つ選べ。

  1. 昆虫の破片 ― 鉱物性異物
  2. カビ ― 植物性異物
  3. 毛髪 ― 鉱物性異物
  4. 土 ― 植物性異物

解答 :2

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