調理師 過去問 関西版 平成29年 食品衛生学 問30〜34

【問30】消毒に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。

  1. 煮沸消毒は、沸騰した湯の中で煮る方法で、ふきんなどの消毒に適している。
  2. 逆性石けんは、消毒薬であるが強い洗浄力を持っている。
  3. 紫外線消毒は、光線が照射された表面だけが殺菌される。
  4. 次亜塩素酸ナトリウムは、飲料水や野菜などの消毒にも使用される。

解答 : 2

【問31】食品添加物の用途、物質名と対象食品の組合せについて、誤っているものを一つ選べ。

  1. 漂白剤 ― 亜塩素酸ナトリウム ― さくらんぼ
  2. 防カビ剤 ― ジフェニル ― レモン
  3. 甘味料 ― サッカリンナトリウム ― つくだ煮
  4. 酸化防止剤 ― ソルビン酸 ― 清涼飲料水

解答 : 4

【問32】HACCP(危害分析重要管理点)に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。

  1. 危害分析は、工程ごとに生じる可能性のある危害要因を分析する。
  2. 衛生上の危害には、物理的危害、化学的危害及び社会的危害がある。
  3. 重要管理点では、科学的根拠に基づく管理基準を定める。
  4. HACCPの12 手順の最初は、「HACCPチームの編成」である。

解答 : 2

【問33】食品中の異物に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。

  1. 異物の混入により人の健康を損なうおそれのある食品の販売は禁止されている。
  2. 鉱物性異物とは、土砂、木片、糸くずなどをいう。
  3. 動物性異物とは、ネズミのふん、昆虫の破片などをいう。
  4. 毛髪混入対策として、作業前の整髪や作業中の帽子着用を行う。

解答 : 2

【問34】食品取扱者の衛生管理に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。

  1. 検便を定期的に実施し、病原菌の保菌者でないことを確認する。
  2. 作業前に手の爪は短く切り、指輪や腕時計を外してから手洗いを行う。
  3. 下痢などの症状がある場合は、直接食品を取り扱う仕事を避ける。
  4. 手の傷口は、救急絆創膏で応急手当をすれば、直接食品を取り扱ってもよい。

解答 : 4

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