調理師 過去問 関西版 平成28年 食品衛生学 問25~29

【問25】ノロウイルス食中毒に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。

  1. ノロウイルスは、人の小腸で増殖する。
  2. 主な症状として、吐き気、嘔吐おうと、下痢のほか、けいれん、血便などがある。
  3. ノロウイルスに感染し、症状が回復した後も、患者の便からノロウイルスが検出されることがある。
  4. 主に冬期に発生件数が多い食中毒である。

解答 : 2

【問26】食中毒に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。

  1. 食中毒とは、食中毒菌や有害・有毒物質が含まれている飲食物を摂取することによって起こる健康障害をいう。
  2. 細菌性食中毒は、感染型と毒素型に分類される。
  3. 平成26年の食中毒統計(全国)の病因物質別発生状況で患者数の最も多いのはカンピロバクターである。
  4. 食中毒又はその疑いがある患者を診断した医師は、ただちに保健所長に届け出る義務がある。

解答 : 3

【問27】黄色ブドウ球菌及びその食中毒に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。

  1. 人の鼻腔びくう内や特に化膿した傷に存在する。
  2. 食品に付着すると、増殖しながらエンテロトキシンという熱に強い毒素を産出する。
  3. 症状は、吐き気や嘔吐おうとが激しく、腹痛、下痢等があり、感染から発病までの時間が24~48時間で、36時間前後が多い。
  4. 調理従事者による手指による作業や使用後のふきん等が汚染の原因となる場合が多い。

解答 : 3

【問28】自然毒に関する組合せについて、誤っているものを一つ選べ。

  1. バラフエダイ ― ワックス ― 筋肉
  2. トラフグ ― テトロドトキシン ― 肝臓
  3. イシナギ ― ビタミンA ― 肝臓
  4. いがい ― サキシトキシン ― 中腸腺

解答 : 1

【問29】植物性自然毒に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。

  1. じゃがいもの芽の部分にはソラニンが含まれるため、発芽したものは、芽の部分を十分取り去る必要がある。
  2. カビ毒であるアフラトキシンは、発がん性が強い。
  3. 食用キノコと確実に判断できないものは食べない。
  4. 五色豆の毒成分は、ムスカリンというシアン配糖体である。

解答 : 4

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