【テスト】調理師 過去問 関西版 平成26年 食品衛生学 問31〜35 2020.07.12 2020.02.10問題【問31】食中毒に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。 食中毒患者若しくはその疑いのある患者を診断した医師は、直ちに最寄りの保健所長にその旨を届け出なければならない。 食中毒は、主に「細菌性食中毒」、「ウイルス性食中毒」、「化学性食中毒」、「自然毒食中毒」に分類される。 ノロウイルスによる食中毒の発生件数は、7〜9月に最も多い。 細菌性食中毒は、感染型と毒素型がある。【問32】動植物と有毒成分の組合せについて、誤っているものを一つ選べ。 フグ — アフラトキシン トリカブト — アコニチン テングタケ — ムスカリン じゃがいもの芽 — ソラニン類【問33】黄色ブドウ球菌に関する記述について、正しいものを一つ選べ。 この菌が増殖するときに産生する毒素をエンテロトキシンという。 この菌が産生する毒素は熱に弱く、60℃で1分間の加熱で分解される。 この菌による食中毒の潜伏期間は、平均24〜72時間である。 この菌による食中毒の主症状は、高熱と意識障害である。【問34】食品衛生対策について、正しいものを一つ選べ。 食品中の放射性セシウムの基準値は、食品群にかかわらず一律100ベクレル/kgである。 学校給食などの集団給食施設においては、検食を−20℃以下で2週間以上の保存が求められている。 HACCP(ハサップ)は、最終製品を検査することにより安全性を保証する自主衛生管理システムである。 腸管出血性大腸菌の保菌者であっても、治療中であれば調理に従事しても差し支えない。【問35】ノロウイルスに関する記述について、誤っているものを一つ選べ。 このウイルスは、人の小腸で増殖する。 このウイルスによる食中毒の潜伏期間は、通常3〜5時間くらいである。 このウイルスに感染した調理従事者等から食品に移り、その食品を食べて感染したと思われる事例が多発している。 主な症状は、吐き気、嘔吐(おうと)、腹痛、下痢、発熱などである。Time is Up!
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