調理師 過去問 関西版 平成30年 公衆衛生学 問6~9

【問6】感染症に関する記述について、誤っているものを一つ選べ。

  1. 患者や保菌者の糞便中に排出された病原体が、手指などを介して食品を汚染し、それを食べた人の体内に侵入する感染方法を経口感染という。
  2. 病気の症状を示さない人でも、体内に病原体を持っていることがある。
  3. 感染症予防の原則は、感染源、感染経路、感受性の側面から対策を行う。
  4. 感染症の類型上、腸管出血性大腸菌感染症は、その重篤性から1類感染症に分類される。

解答 : 4

【問7】ネズミや衛生害虫の駆除等の対策において重点を置くべきことについて、誤っているものを一つ選べ。

  1. ネズミや衛生害虫の生態、習性に応じて行う。
  2. ネズミや衛生害虫を発見した場所に限定して、狭い範囲だけ行う。
  3. 食品の密封保管を行う。
  4. ネズミについては、侵入口の閉鎖が効果的である。

解答 : 2

【問8】安全な水の確保について、誤っているものを一つ選べ。

  1. 日常生活に伴って家庭から出る「生活排水」は、我が国では、下水道が普及しているので、特に環境汚染の問題とならない。
  2. 水質汚染を調べるものさしとして、BOD(生物化学的酸素要求量)とCOD(化学的酸素要求量)が用いられる。
  3. 水の安全性確保のため、我が国では水道法により、飲料水の水質基準が定められている。
  4. 受水槽の衛生管理は、設置者の責任であり、定期的な清掃や点検など適正な管理が重要である。

解答 : 1

【問9】次の文章の(   )に入る語句について、正しいものを一つ選べ。

労働安全衛生法第1条に規定されている目的は、労働者の安全と健康を確保するとともに、(   )を促進することである。

  1. 労働条件の改善
  2. 休暇取得
  3. 良好な人間関係の形成
  4. 快適な職場環境の形成

解答 : 4

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