【問31】次のノロウイルスに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- このウイルスによる食中毒は、1年を通じて発生するが、冬場に多く発生する傾向がある。
- このウイルスを取り込んだ二枚貝による感染を防止するためには、調理の前に二枚貝を真水で十分に洗浄することが重要である。
- このウイルスに感染した人が、用便後の手洗いが不十分なまま調理すると、その食品を食べることにより感染するおそれがある。
- 中心温度85℃、1分以上で加熱すると、食品中のノロウイルスを不活性化できる。
解答 : 2
【問32】次の食品と有害物質の組合せで、誤っているものはどれか。
- フグ — テトラミン
- サンマの干物 — ヒスタミン
- じゃがいもの芽 — ソラニン
- あさり — サキシトキシン
解答 : 1
【問33】次の消毒に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- 消毒法には、物理的消毒法と化学的消毒法の2種類がある。
- 煮沸消毒は、沸騰した十分な量の湯により煮る方法で、ふきん類の消毒に適している。
- エチルアルコールの消毒力は、純アルコールが最も強い。
- 逆性石けんは、刺激性や臭いもなく、殺菌力が強いため、手指の消毒に適している。
解答 : 3
【問34】次の食品添加物の分類と添加物の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 甘味料 — サッカリンナトリウム
- 保存料 — デヒドロ酢酸ナトリウム
- 酸化防止剤 — グアヤク脂
- 発色剤 — 食用赤色2号
解答 : 4
【問35】次の黄色ブドウ球菌に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- この菌による食中毒は毒素型に分類され、
潜伏 期間は短く平均3時間前後である。 - この菌による食中毒の症状は、吐き気、嘔吐(おうと)などであり、発熱はほとんどない。
- にぎりめし、弁当類、生菓子などの食品を原因として、この菌による食中毒が発生している。
- この菌が増殖する時に産生する毒素をベロ毒素という。
解答 : 4